アルミボディーのFord F-150をハンマーで叩いて直すとお幾ら?

昨日投稿した記事で紹介した動画の関連動画に、すっごくおバカな動画があったのでご紹介。

昨日の記事 ⇒ BMWの自動縦列駐車機能と、描く未来像

最近、Fordが外板を鉄からアルミに換えていくと宣言し、実際にアルミでできたピックアップトラックを販売し始めました。

アルミは軽くて低燃費な事は分かるけれど、凹んだら直すのに鉄よりお金がかかるんじゃないの?と誰もが思うでしょう。

そんな素朴な疑問を解決するたった一つの方法、それは大ハンマーで叩くこと。

という言葉から、動画は始まります。


22000ドル(264万円)で買ったFord F-150タソ…なんと麗しきお姿。

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そこへ、怪しいインチキおじさん登場。日系人と思しきマーク高橋氏。「トラビス、やれ」と指示を出します。

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トラビスさんによるフルスイングその1

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トラビスさんによるフルスイングその2

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2つの凹み傷ができました~

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そそくさと整備工場へ…

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で、直した結果がこちら。きれーに直ってます…

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なんかテールライトも交換しなきゃならないとのことで、しきりに「このテールライトが特別に高いんだ。周囲にLEDが貼ってあるからね」と言ってました。お値段887ドル(10.6万円)。ちなみに普通のは160ドル(1.9万円)らしいです。

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最後にかかったお値段の解説を。まず、工賃。鉄だと10時間で済むところ、アルミだと20時間かかり、さらに扱いが難しいので単価が倍!悲しそうなトラビスさんの顔が印象的。

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先述のテールライトなどの部品代1,738ドルを合わせて、トータル4,138ドル(50万円)なり!

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動画の最後は、「最初の疑問、鉄よりアルミの方が修理にお金がかかるのか?その答えは、イエス、だ」ってな具合にかっこつけて終わってます。

※この人たちは、保険を払っていたので実際はもう少し安く済んだようです。

以下、動画を貼っておきますね。

つい先日、アメリカで自動車材料のフォーラムがあり、テーマはズバリ「鉄 vs アルミ」でした。鉄鋼メーカー、アルミメーカー両者譲らず大変活況だったと聞いています。実際は鉄のハイテン化がまだまだ伸び代あるので、コスト面からアルミの出番はまだ先だと思われますが、鉄鋼メーカーにとっては脅威ですね。

アルミもうかうかしてられなくて、さらに軽量のマグネシウム合金の検討もされています。まあコストは今の鉄板の3倍かかるそうなので、こちらも実用化はまだまだ先の話ですが。

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