今日の夜、スマホにショックなニュースが飛び込んできた…
タイ王国で絶大な人気を誇るプミポン国王が亡くなったとのこと。
タイ王室は、プミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)が13日午後3時52分(日本時間同5時52分)、バンコク市内の病院で死去したと発表した。88歳。死因は明らかにされていない。兄のアナンタ・マヒドン前国王の突然の死により1946年に18歳で即位。今年6月、現役君主としては世界最長の在位70年を迎えた。開明君主として地方農民の生活改善運動などに取り組み、タイを東南アジアでも有数の近代国家へと導いた。
特にタイについて語れるほど接しているわけではないけれど、仕事やプライベートで何回も訪れており、そのつどタイの人々のプミポン国王に対する敬愛っぷりを目の当たりにしてきた。
国のあちらこちらにプミポン国王の肖像画や写真が貼られている。単に小さい写真が貼られているんではなくて、ビルのでかい看板にどーんと。空港の入り口とかにもめちゃでかい写真が貼ってある。
なんでもこの王様、太平洋戦争が終わって一年後の1946年、国王が18歳のときに即位している。それ以来、全国に足を運んで民衆を現在の近代国家まで導いてきた。
それもあって、めちゃくちゃ国民から尊敬されているのです。
クーデターを鶴の一声で
例えば、タイは何回かクーデターなどで政情不安になってるんだけど、そのつど国王が体制派と反体制派のリーダーを呼んで二人に向かって
国王「もう争いはやめたら」リーダーたち「カップ(はい)」
ってな感じで仲裁できちゃう。
タイ 混迷の兆し/中 安定の重し、機能せず 健康不安の国王、仲裁困難
ただ、「民主化運動」を巡るこの国の状況は当時とは決定的に違う。スチンダ氏を最終的に退陣させたのは、プミポン国王による仲裁だった。92年5月、激化したデモに軍が発砲し、多数の死者を出す「5月流血事件」が起きた。このとき、国王はスチンダ氏と民主化運動リーダーを足元にひざまずかせ、混乱を収めた。
そのときの写真。いすに座っているのがプミポン国王で、床に座っている奥の二人がそれぞれのリーダー。
後継者である皇太子には不安あり
で、だ。
プミポン国王が亡くなったら次は誰?となるのだけど、記事にはこう書いてある。
プラユット暫定首相は、長男のワチラロンコン皇太子(64)が後継国王に即位すると明らかにし、国家公務員などの服喪期間を1年とすると話した。
まあ王族なので世襲ですよね。
ところがこの皇太子。全然尊敬されてないらしい…。お父様が偉大すぎて。
今のタイは、クーデターにより軍事政権が実験を握っており、政情は非常に不安定。プミポン国王が亡くなった瞬間にテロが起こる、なんて噂もあり…
今後タイはどうなっていくのでしょうか。とても好きな愛着のある国だし、いい思い出が多いので、何とか落ち着いてくれることを祈ります…
今日は車とは関係のない内容でしたね。たまにはこんなのもいいかな。