自動防眩ミラーの仕組みと効果。日本では標準装備だが独オプション価格は?

BMW 320dを運転していたら、サイドミラーの色が青っぽくなることがあることに気付きました。何の機能だろう、としばらく分からなかったのですが、マツダデミオの試乗に行ったときに、自動防眩ルームミラーを見せてもらい、そこで初めて防眩ミラーなるものがあることを知りました。

自動防眩ミラーについては、下記の素晴らしいサイトがありますので、ここをご覧いただければ概要は分かるかと思います。

自動防眩ミラー情報サイト

自動防眩とは何かと言うと、光の強さに応じてミラーの反射率を変化させ、光反射を抑える事で眩しさを軽減する機能のこと。

で、自動防眩ミラーの中で何が起きているかというと、先述のサイト様の言葉をお借りすれば、

鏡のガラス面と反射面の間に『EC(エレクトロ・クロミック)材料』と言う、電圧が印加されると電気化学的な酸化還元反応により着色する物質が挟まれており、周囲光と後方光センサーからの信号を元に、鏡面の反射率を自動制御し防眩効果を得ています。

という現象が起きています。普段と防眩中の色を比較してみました。

dimming mirror

上が普段、下が防眩中です。少し青っぽくなっているのが分かりますか?この機能はルームミラーにもついており、日本仕様の3シリーズ(F30系)では標準装備です。ドイツや北米ではオプションで、

自動防眩サイドミラー:550ユーロ=75,000円
自動防眩ルームミラー:180ユーロ=24,500円

です。

price-of-the-dimming-mirror

しかし、こうまでオプションの自由度が高いと、購入時の値引きなんてほとんどできないんじゃないだろうか。かえって日本の吊るしの車両の方が安かったりして。。。

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