子供を車に乗せるときに抑えるべき5つのポイント

子供を安全に車に乗せるのって、結構重要で難しいと思うのですが、誰も教えてくれません。子供を車に乗せるときの抑えるべきポイントって、なんでしょうか。なるほど、と思った記事がありましたので、翻訳してみました。

元記事 ⇒ Driving with kids: 5 ways to save your child’s life

1.シートベルトをしっかり締めること

基本中の基本。簡単で効果絶大にもかかわらず、何故かこれを守らない人が多い。2011年の事故統計によれば、致命傷を受けた人のうち52%はシートベルト非着用です。また、特にこれは10代のドライバーに多く、16歳~19歳の死亡事故において、シートベルト非着用のドライバーは42%を占めています。

2.積み荷の安定

荷物が飛び出さないように、

  • 重い荷物を後部座席後ろの棚に置かない
  • トランクの中の重量物は固定する

ことを徹底してください。

また、シートベルトをしていない後部座席の人間も、衝突事故の際には飛んできて、自分自身と運転席・助手席の人を傷つけます。

3.チャイルドシートの確実な固定

国家道路交通安全局(NHTSA)によると、車の座席の約75%が、正しく取り付けられていません。チャイルドシート使用時の注意点は、下記。

  • 説明書をよく読むこと
  • しかるべき機関で取り付け方法の講習を受けること
  • 年齢・体格に応じたシートを使用すること

4.運転中の携帯電話操作はしない

メールやメッセージの確認・返信をしたくなる気持ちは分かります。下記のようにして、誘惑を断ち切りましょう。

  • 機内モードにする
  • 着信音量を下げる
  • 電源を切る
  • 片づける・隠す

5.車内や車の周りで子供を一人にしない

600人以上の子供たちが、1998年から2013年にかけて車内での熱中症で死亡しており、その多くは不注意から発生しています。

子供に注意を払うことはもちろんですが、子供が後部座席にいることを思い出すような環境を、自分で作っておきましょう。例えば、

  • 財布を後部座席に置く
  • おもちゃを助手席に置く

など。これで、車を降りる前に後部座席を振り向くでしょう。

また、多くの子供たちが車の周りで遊んでいて轢かれています。バックモニターがあっても、必ず車の周りを歩いて子供やペットがいないことを確認してからバックしましょう。

所感

考えてみれば当たり前のことばかり。しかし、当たり前のことを当たり前のように行うことが、いかに難しいか。常に今の状態に疑問を持ち、満足しないことが、子供の命を守ることにつながりますね。

個人的には、3が一番アピールしたい項目です。チャイルドシートを買ってしばらくした後に、JAF主催のチャイルドシート設置講座を受講しました。これ、受講を強力にお勧めします。いかに自分の取り付けが甘かったか、痛感しました。

チャイルドシートの取り付けは、シートベルトを引っ張って留めるだけになっていませんか?

正しくは、チャイルドシートの上に乗っかって勢いを付けながら体重をぐっ、ぐっとかけ、ベルトを締めこんでいくのです。

そうすると、びっくりするぐらいしっかりと固定されます。

この動画が近いですかね。でも、私がJAFの人に教わった方法は、チャイルドシートの上に乗った時に、もっと勢いをつけて膝で押し込むやり方でした。

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