天井、ちょうど運転席の頭の上に、小さなスピーカーのような穴が開いている。これがずっと気になって気になって夜も眠れなかったのですが、このたび試乗のついでに営業マンさんに聴いたらあっさり教えてくれました。
ちなみに穴とは、これです。
「スピーチコントロールのマイクかなあ」とか、「運転手のおつむが蒸れないように風を送る送風口かなあ」とか、バカなことを考えておりました。
しかし実際は、そんな浅はかなものではなかったのです。
これは、エアバッグの開く位置を調整するセンサーが入っている場所だそうです。
運転手の頭の位置は、老若男女、背が高い人低い人、背中やお尻の肉が厚い人薄い人、など色々なパラメータによって変化します。運転手の頭の位置をセンサーにより検出し、万が一の事故の際にエアバッグの開く位置を最適にコントロールするそうです。
正直、エアバッグがどの位置で開くのが「最適」なのかわかりませんが…とにかくすごい技術っぽい。良く思いつくなあ。
ちなみに私の320dツーリングには、運転席と助手席にそれぞれ付いているのですが、試乗した1シリーズには運転席しか付いていませんでした。助手席はオプションだそうです。へー。
参考画像
3シリーズ
運転席側:あり、助手席側:あり
1シリーズ
運転席側:あり、助手席側:なし