ある程度の車にはけん引フックと取り付け穴がついていますが、BMW320dにもあります。いざというときの為に、けん引フックがどこにあるかを把握しておけば、スムーズにレッカーの人に引き渡すことができますし、自分でなくても困っている人がいたら助けてあげられるかも知れません。
けん引フックの保管場所
BMW 320d ツーリングのけん引フックは、ラゲッジルームの床下に入ってます。写真の黄色い丸のところ。トノカバーをしまう所ですね。
けん引フックの穴の場所
けん引フックを取り付ける穴は、フロントとリアに一箇所ずつあります。
フロント
キドニーグリルの下にカバーがついています。
カバーの隅に矢印がありますので、ここを押すと外れます。はめるときは、矢印のほうを差し込んでから反対側の隅を押し込むと入ります。
外した所。奥に穴が見えますが、穴の内側にねじが切ってあり、けん引フックがねじ込めるようになっています。
ふたはどこかに行かないように樹脂の紐で本体とつながっており、細かい工夫のあとが伺えますね。
リア
リアも基本的な考え方はフロントと同じです。テールゲートの下にふたがあります。
矢印を押すと外れます。入れるときは矢印を先に入れ、反対側を押し込みます。フロントと同じですね。
同じようにねじが切ってある穴が開いています。
けん引フック取り付け
ねじ込んだところです。
構造上、引っ張るだけなら余裕で耐えるでしょうが、上下左右、例えばキャリーカーの荷台にこれで引っ張りあげられたりすると、フックは簡単に曲がるでしょうね。その時は間違いなくボディーが傷つきます。
けん引フックのカスタム
ところで、走り屋系の車(86とかシルビアとか)で、時々このフックをつけっぱなしのケースを見かけます。お手軽ドレスアップとしてやっているようです。
これはチタンカラーでかっこいいですな。
三角のもあります。
こんなところです。