ディーラーからのメールで、新7シリーズの案内が来ていました。特設サイトへのリンクがあったので、暇に任せて読んでみたら、わくわくする程の近未来仕様。
まず、キーワードが７つ設定されており、それぞれについて解説がされています。
1.Innovative
ボディには、アルミニウム合金とスチールに加え、カーボン・ファイバー強化樹脂（CFRP）を採用。
混合素材を最適に利用した革新的な車両構造が、このクルマを比類ない存在にし、先代モデルよりも130kg*もの軽量化を実現。
軽量化のための鉄離れはもはや止められない…。もちろん、経済性や環境負荷を考えれば鉄の優位性はまだまだ高いが、今のペースだと、市場は20年後に300キロの軽量化を要求すると聞く。アルミ合金、CFRP、マグネシウム合金などの軽量・高強度の素材が普及し、コストがじわじわ下がっていけば、鉄も安泰ではない。
2.Technology
ヘッドライトにはクラス初となるテクノロジー、BMWレーザー・ライト*を採用。
このBMWレーザー・ライトなるもの、2014年にM4コンセプトモデルに搭載されたものですな。過去に記事にしてますが、まずは7シリーズから市販車に搭載していくようです。
参考記事 ⇒ BMWが提案する新しい照明技術～M4 Concept Iconic Lights～
3.Safety
例えば、ステアリング＆レーン・コントロール・アシストは、0-210km/h の車速範囲であればステアリングを自動的に操作*2し、車両を常に車線の中央に保ちます。
注釈には「完全自動運転はできません」と書いてあった。BMWが考える完全自動運転ってなんだろう。前に自動車メーカーとIT企業が考える自動運転の比較、という記事を読んだことがあるけれども、内容覚えてない…また探して記事にしてみようかな。
4.Comfort
カメラが検知した前方路面の詳細な凹凸情報を元にサスペンションの調整を行うことで、走行快適性を向上させました。
カメラで路面状況を撮って、凸凹に応じてサスペンションの調整をしますってことだけど、ホントにそんなことできるんだろうか…例えば極端にでかい穴とかあったら…？そこはある程度dullにセッティングしているのかな。
5.Relaxation
ニューBMW 7 シリーズは、フロント・シートにマッサージ機能を標準装備。8種類のプログラムで、心と身体をリフレッシュさせます。
また、「バイタリティ・プログラム」*はディスプレイに表示されるアニメーションに合わせて、乗員が身体を動かすことで健康をサポート。
何とマッサージ機能付き…しかも標準装備で。さらにオプションでは、車内で運動する為の機能もあるらしい。
ロングホイールベースモデルは、こんな事になっている…
6.Luxury
扉写真のおねいさんが、とっても素敵なこの項目。
Sky Lounge Panorama Glass Sunroof
スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ*1 は、15,000個以上のライト・エレメントをあしらったデザインによって、室内に趣きのある雰囲気を演出します。ライトは6色の異なるアンビエント・ライトに合わせて、6色のライトを切り替えることが可能です。
ロールスロイス・レイスの時もそうだけど、天井に光ものを付けるの好きだね、BMWさんは。
参考記事 ⇒ ロールスロイス レイス（3300万円）V.S. BMW 320d ガチンコスペック対決！
Ambient Light
アンビエント・ライト*2が、高級感溢れるインテリアに美しいラインを描き、寛ぎに満ちたインテリアの雰囲気を生み出します。
6種類くらい光を選べます。書いてないけど、カーフレグランスも３種類選べるらしいです。ボタンを押すと、シュッと香るやつ。BMWのために特別にブレンドされたらしい。
天井と、車内灯と、カーフレグランス。この三種の神器さえあれば、神聖モテモテ王国じゃろうな～。
Welcome Light Carpet
ウェルカム・ライト・カーペット*2がクルマのドア周辺を白い光で照らして、乗員を車内へとエレガンントにエスコートします。
これは、趣味が良いかどうかは別として、いちおう３２０dでも似たようなものが後付できる。
7.Control
BMW Gesture Control
デュクシ！
BMW ジェスチャー・コントロールなら、例えばコントロール・ディスプレイに向かって人差し指で小さな円を描くだけで音量調節が可能です。
これは近未来極まりない機能…！！Sonyのポータブルナビ「Nav-U」では画面に触れてジェスチャー操作ができて、すごく便利だったけど、これは触れないで操作するんでしょ。ジェスチャーしながら思わず「デュクシ！」って言いたくなる機能だね！
BMW Touch Command
BMW タッチ・コマンド*はリヤ・シートのタブレットを使用して、シートやローラー・ブラインドの調節から、エア・コンディショナー、エンターテインメント、ナビゲーションに至るまで、リヤ・シートで寛ぎながら自由に操作できます。
これは運転手付きが前提の機能だよね。いわゆるショーファードリブンってやつ。
価格
こんだけいいものなんだから、当然お値段張ります…
1200万～1700万円。
あー、宝くじでも当たらないかなぁ…
