3シリーズツーリングのトランクには、カバーが二つ付いています。
- 荷物カバー
- 居室・荷室パーティション
取説によれば、それぞれ取り外せるらしいので、やってみました。
荷物カバー
取説上の名称は「ラゲッジ・ルーム・カバー」です。荷物が見えないようにするカバーですね。トランクルーム側から見て右上の方にボタンがあり、これを押せばカバーが取り外せます。
取り外したカバーです。
実は、このカバーは専用の収納があるんですねー。トランクの一番外側の床の蓋が開くようになっており、ここがしまう場所です。先に左側を入れておかないと、つっかえて右側が入らないのでご注意を。
一応、こんなシールが貼ってあるので分かります。
しかし、BMWは親切にシールを貼ってくれることが多いですね。過去にもネタにしましたが、ドリンクホルダーの蓋の時もそうでした。
過去記事 ⇒ ドリンクホルダーカバーの行先表示が示す、BMWの並々ならぬディテールへのこだわり(適当)
居室・荷室パーティション
取説では「セパレート・ネット」と呼ばれています。急ブレーキや衝突時、荷物が居室に飛んでくると怪我をする可能性があります。これを防ぐためのネット。
参考記事 ⇒ 子供を車に乗せるときに抑えるべき5つのポイント
セパレート・ネットはどのような時に外すか、と言いますと、後部座席を倒してトランクをフル活用したいときに使います。下の写真のように、後部座席を倒してスペースを作った時に、このままでも十分なスペースがあるのですが、高さのあるものを置きたいときにこのセパレート・ネットが邪魔になりますね。
外し方
両端にボタンがついているので、これを押します。
そうするとボタンが浮き上がり、赤い部分が見えます。ちゃんと取りついていないと危険なため、警告する意味でこの赤い部分が出るのでしょうね。芸が細かいです。
この状態で、上に引き上げれば外れます。すっきりしましたね。
で、取り外したセパレート・ネットはどうするのか気になるところですが、さすがBMW、ほったらかしにしません。倒した後部座席に取り付け器具が付いています。写真の黄色い所です。
ネット側と後部座席側の溝を合わせてはめ込みます。
取り付けた後はこのようになります。
かなり広いスペースができますが、金具の出っ張りが残るため、要注意です。積み荷を傷つけたり、トランクで作業する人にぶつかったりするかも。
後部座席のボタンを押せば簡単に外れます。