320dの燃費
ディーゼル車は燃費が良いと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。ガソリン車と比較をしてみましょう。イメージしやすいように、お金で比較していきます。
まず、ディーゼル車の実際の燃費はどの程度なのでしょうか。
私の320dは、3/29納車から4カ月経過しました。これまでの走行距離は3295キロ。
軽油252.22リットルを給油しました。
よって、燃費は
13.1キロメートル/リットル
となります。
大変優秀ですね笑
一か月分の燃費とガソリン車との比較
これから購入を考えている人にとって、維持費というのは気になるところですよね。年間の維持費や車検費用は、その時が来たら公開するとして、まずは一か月分の燃費を計算してみました。
その結果、一か月分の燃料費は、軽油1リットルあたり110円とすると6,940円となりました。
ガソリン車の燃費が10キロメートル/リットル、ハイオク140円/リットルと仮定すると、一か月分の燃料費は11,532円となりますから、ディーゼル車とガソリン車の燃料費の違いは、ひと月あたり4,590円/月となります。一年たつと55,000円の差になります。10年で550,000円。
この差をどう捉えるか、ですね。10年で550,000円なら、別にディーゼルじゃなくても好きな車乗れば、という気もする…
もっと突っ込んで言えば、ディーゼル車(320d)は元々ガソリン車(320i)より20万円高いのです。なので、燃費差で元を取るには、私のケースだと約四年かかります(年間走行距離によって変わります)。
私の場合、ディーゼルの低速トルク感がとても気に入ったことと、燃料費が安いことが決め手でしたので、ディーゼルを選んで後悔するとかいうことはなく、全て満足です。
低燃費走行の勧め
低燃費というのは、当たり前ですが無駄な燃料を使わないということ。
運転における「無駄」とは何かと言えば、一つに「ブレーキによる減速」があるでしょう。
つまり、
- 赤信号で減速する
- カーブ手前でブレーキを踏んでいったん速度を落とす
- 車間距離が詰まってきたのでブレーキを踏む
などが当てはまりますが、これらはいずれもブレーキを踏んだ分だけエネルギーをロスしています。
なので、可能な限り無駄なブレーキを踏まないために、前方の交通状況を踏まえた運転が低燃費走行のポイントになってきます。
- 信号が赤になりそうだったら、可能な限り早いタイミングでアクセルから足を離して惰性走行による自然な減速を心がける
- カーブが見えていたら、ブレーキを踏まずにカーブを曲がる速度まで落とすため、早めにアクセルから足を離す
- 前の車はもちろん、さらに前方の状況を見ながら、アクセルワークで車間距離を調節する
といった工夫が必要です。
気付いた人もいるかもしれませんが、これらの工夫は無駄にスピードを出さないということにつながり、結局は安全運転にもつながるのです。
低燃費について車両側の技術に頼るだけでなく、運転者の側からも工夫することで、安全運転も実現していきたいものです。