BMWのアイドリングストップはよく考えられている、というか、最近の車はみんなそうなのかもしれませんが、無理してアイドリングストップしませんよね。
例えば、マツダのi-stopは、「アイドリングストップを駆使して燃費向上!」と謳っていましたが、実際はアイドリングが止まると同時にエアコンも止まってしまうものでした。初期のものですけれど。
初期のアイドリングストップは、このような本末転倒な動きをするものもありました。
一方BMW 3シリーズ搭載のアイドリングストップ機能は、そのあたりの対応がしっかりしています。エアコンその他電装系の機能を殺してまでアイドリングストップしません。
通常、車速がゼロになるとアイドリングストップが働いてエンジンが止まるのですが、「今エンジンを止めるとバッテリーがあがっちゃうな」と車が判断した時にはエンジンを止めません。
その時は、メーター右の回転数計の中に「A start / stop」のような表示が出ます。
また、ボタンで無理やりアイドリングストップ機能を殺すこともできます。
実際、渋滞で何度も低速→ストップを繰り返すと、止まるたびにアイドリングストップがかかるので、結構うっとおしいときもあったりします。このような時に、アイドリングストップを殺しておくと、ストレス軽減になります。
ただし、このボタンは車を降りても設定が保持されませんので、乗るたびに毎回押さなくてはなりません。
所で、「アイドリングストップ」という言葉、和製英語って知ってました?私は知りませんでした…
英語では no idling とか、idle reduction と言うらしいです。