ども、カケヌケール・ヨロコビッチです。九州出張の余韻がいまだ抜けず、仕事に身が入らんとです…。
BMWの販売が好調のようです
2016年10月および2016年累計の販売台数データが記事になっていました。詳細なデータがなかなか興味深かったのでご紹介。
BMWはシェアを伸ばすために、1シリーズなどの比較的廉価版のラインナップを拡充する戦略が奏功し、順調に販売台数を伸ばしてきましたが、10月も引き続き好調を保っています。
下の表は、2016年10月単月の販売台数と前年同月比、および2016年累計と前年比を表しています。
2016年 10月 |
前年 同月比 |
累計 | 前年比 | |||
BMW (四輪) |
195,551 | +2.3% | 1,939,566 | +6.1% | ||
ヨーロッパ | 90,574 | +6.4% | 897,493 | +10.0% | ||
アジア | 63,006 | +6.6% | 611,020 | +8.9% | ||
中国 | – | – | 423,330 | +10.2% | ||
日本 | – | – | 60,484 | +9.1% | ||
韓国 | – | – | 49,016 | +10.0% | ||
アメリカ | 36,743 | -11.6% | 373,822 | -7.1% | ||
その他地域 | 5,228 | – | 57,231 | – | ||
BMW (二輪) |
10974 | +19.1% | 127018 | +2.3% |
まず四輪ですが、ヨーロッパ、アジアでのセールスが好調なようですね。
ヨーロッパでは特にイタリア・スペインが前年同月比+20%近い伸びを見せています。スカンジナビアが+15%と続きます。
われらがアジアは、と言うと、文字通り桁違いで中国での販売台数が多く、日本、韓国と続きます。いずれも前年比10%前後の伸びを見せています。
アメリカ大陸は何故か販売台数が減ってるんですよ。カナダ(+7.0%)やメキシコ(+14.0%)は伸びてるんですが、USAが-9.6%と大ブレーキ。
好調の原因は?
記事によれば、世界的なSUV人気に乗ったXシリーズのセールスが好調とのこと。X1はなんと前年同期比139%!モデルチェンジ直後の7シリーズも好調のようです。ってことは、5シリーズもモデルチェンジしましたから、こちらも期待できますね。
でも、好調なのはBMWだけなのでしょうか。調べてみると、どうもそうではないらしいです。BMWより好調なのは、メルセデス・ベンツ。2016年上半期の販売台数は、なんと11年ぶりにBMWから1位を奪取する勢いだそうです。
メルセデスを牽引するのは、やはりSUV、次いでコンパクトカー。どのメーカーも、ベースカーゴは似たり寄ったりです。
Audiは、御三家の中では一番目立ちませんが、それでも前年同期比+4%と健闘。
世界販売台数の首位争いでデッドヒートを繰り広げるフォルクスワーゲンとトヨタですが、どちらも伸び率はマイナス。
と言うわけで、BMWやメルセデスのセールスは好調と言えるでしょう。
そしてBMW Motorradも…
四輪の陰に隠れて10月にこっそりと爆売れしてるMotorradちゃん…。前年同月比+20%て。どうしたんだい急に。そういやBMW S1000Rの2017年モデルの発売はいつかなあ。ググっても10月頭のプレスリリース以降、続報がまったく無いんだよなぁ。